玄関わきに植えていたひまわりがようやく咲いた。
今年は種を蒔いてもなかなか芽が出なくて、あきらめかけていた時、ようやく一株芽を出してくれた。なので咲く時期も遅かったし、そのためか花も去年より小さい。
続きを読む抜戸岳付近で稜線に出てから笠ヶ岳手前まで、道はゆるやかな下りが続く。
空はどんよりとした曇り。
それでも夏山では夕暮れ時になると、山に張り付いていた雲が消えて夕焼けが見えることがあるから、そんな天気になることを期待しながら歩く。
笠ヶ岳手前のキャンプサイトから、笠ヶ岳山頂に向かって登り返す。
1日の最後の登りは足がなかなか前に進まない。
笠ヶ岳山荘についても、まだ空は雲に覆われている。
まずは山荘で宿泊手続きをし一休み。様子を見ていると、少しずつ空が明るくなってきた。
さあ頂上へ向かおう。
続きを読む夏休みを利用して、3年ぶりに北アルプスを訪ねた。
登ったのは笠ヶ岳、ルートは新穂高温泉からの笠新道往復だ。
笠新道は新穂高温泉から笠ヶ岳の最短ルートだけれど、その分、短距離で高低差約1350mを登り下りする急坂のルート。
僕にとってはきついルートだったけれど、途中、杓子平の眺めは、氷河の痕跡のカール地形で、夏の北アルプスらしい爽快さを味わえる。
7月の終わり、浅間山へ出かけた。
浅間山は言わずとしれた、今も噴煙をたなびかせる火山。けれども登ってみると、火山のイメージにとどまらず、麓の森、外輪山との間には緑の高原が広がり、山頂付近は火山と、様々な山の魅力を楽しめる山だった。
浅間山は、噴火警戒レベルによってどこまで登れるか規制がかかる。2022年7月の噴火警戒レベルは「1」で火口から500mまで近づくことができる。
その中で一番高いのが前掛山で標高2524m。登山禁止になっている浅間山の山頂が2568mだから、かなり近い高さまで登れる。
浅間山は近年もしばしば噴火しているから、僕の生きている間、本当の頂上には行けない気がするので、実質的には頂上と言っていいだろう。