デジタル一眼レフカメラを買ってから、天体写真を撮るようになった。
とは言え、今、住んでいる埼玉の南部は夜空が明るい。
だから天体写真を写そうと思うと、どこかへ出かけることになるのだけど、どこで撮るのが良いのか、初心者はそれがなかなか分からない。
長く天体写真趣味を続けている人ならば、いくつか撮影場所の候補を持っていたりするのだろうけど…。
それで少し暇な時間があったりすると、light polution mapを見て夜空が暗そうな場所を探したり、googleマップで家からどれくらいで行けそうか、駐車スペースはありそうか、航空写真やストリートビューを使って、調べたりしている。
先週の日曜日は、そんな風にして候補で考えていた場所の1つ、荒船湖(道平川ダム)に行ってきた。
他に車のいない駐車場に停めて車を下りると、見えてきたのは白鳥座からカシオペア座にかけての秋の天の川。肉眼でもしっかり分かる。
上の写真は画像処理をしていないjpgそのままの写真。撮って出しでこれだけ天の川が写ればなかなか良いのではないかと思う。
今回はダム湖の東側の駐車場に停めたから、湖面側、西側と北側は割と開けて低いところまで見えていた。東は山の木々が近いので、あまり低いところは見えない。
ダムの西岸の山には高圧電線が通っているので、星景写真にはあまり向かなさそう。
ダム湖の対岸にも駐車できそうな公園があるので、そこまで行けば、東側ももう少し見えるかもしれないけれど、東は安中や藤岡、高崎、さらに東京と明るい街が続くから、空も明るいかもしれない。
この晩は、すばるやアンドロメダ銀河、天の川を写したりして2時間ほど過ごし、その間誰にも会わず、車も1台も通らなかった。
(撮った写真についてはまた別の記事で。)
自宅から外環道、関越道経由で2時間弱で行けて、これだけ空が暗いのは、結構いい場所を見つけられたかもしれない。