星の写真を撮りに、今度は、妙義山に出かけてみた。
もう少し詳しく言うと、中之嶽神社の駐車場。
前回行った荒船湖と同様、埼玉の自宅からだと外環・関越を使って車で2時間弱で行くことができる。
日没頃に家を出て、19時ころに着くと、びっくり。かなりの数の車が駐車場に止まっていて、望遠鏡を出している。
なるほど、天文趣味の人たちはこういう所に来ていたのか!
駐車場は2段になっていて、上の方は舗装、下の方は非舗装になっている。
上の方の駐車場は車やら望遠鏡やらで少し入りづらい。
こんな時、車のライトで照らしてしまうと迷惑だよな、でも消すわけにも行かないよな、などと考えつつ、下の駐車場の一番下の方に入った。
ここは昼間でも妙義山を望む観光地で、景色が良い。
早速、妙義山の岩峰を入れて写真を撮ってみたのが、冒頭の写真。
丁度、都合よく白鳥座からカシオペア座にかけての秋の天の川が、妙義山の上にかかっている。
(多分、天体写真が上手い人たちは、「都合よく」ではなくて、この辺りを計算してから撮影場所を考えているんだろうなと思う…。)
そして、右下、少し光が入ってしまっているけれど、これは公衆トイレの灯り。邪魔だな、なんて思いながら撮っていたけれど、この日は20時20分ころ消えた。
岩峰とのバランスを試行錯誤しながら、向きを変えて撮ってみる。
この写真の右側、東の方は関東平野。山の中腹だからだろうか、街の明かりが入ってくるようで空が明るい。
東側の星を撮るには向いてなさそうだ。
レンズを換えて、縦でも撮ってみた。カシオペアと北極星が写っていて、ほぼ真北に妙義山があるのが分かる。
前回行った、荒船湖とそれほど離れていない場所だけれど、荒船湖の方が、関東平野から離れているせいか、少し空は暗い気がする。
とは言え、昼間でも観光地の風光明媚な場所。岩山と星、という組み合わせで写真を撮れるのは、なんとも魅力的な場所だった。
この日もやはり2時間ほど、写真を撮って帰宅したのだけど、周りの人たちと比べると、僕は到着はほとんど一番最後、帰ったのは一番最初で、滞在時間は一番短そうだった。
皆さん、近くに泊っているのだろうか。それとも車中泊とか?
その辺りも研究の余地がありそうだ。
そうした準備をしていない僕は、眠くならないうちに帰宅する。