雲中午睡庵

小さな庭いじりや子連れ山登りなど写真を添えて

風邪の治らない年末

年末休暇だと言うのに風邪が治らず、ずっと寝ている。

寝込んでいる部屋にあるポトス

思い返せば10日くらい前から、調子はいまいちで、それでも少し咳の出る程度だったから、普通に仕事をしたり、買い物をしたり、車の点検に行ったり、あまり気にせず過ごしていたのだけれど、年内の仕事を終えた途端、咳が激しくなり、寝込んだ。
無理しているつもりは無かったけれど、多分、無理をしていたのだろう。

しがないサラリーマンの常として、「仕事と休暇、どっちが大事なんだ」と聞かれれば、即座に「休暇!」と答える心意気だけはあるつもりなのに、休暇になった途端寝込むなんて情けない。

症状が大変だったのはそれほど長くなく、仕事を終えた次の日、学校が休みの子どもたちに昼ご飯を食べさせた後に寝込み、翌日の午前中まで、咳が出て、体が温まらず頭痛がした。熱は出なかった。
2日目の午後からは、それほど体は大変でなく、夕方まで「明日から休みを楽しもう」と思っていたのが夜になると咳が出て寝付けない。そんな夜を2晩繰り返している。

今、自分は40代半ばなのだけど、この数年、こんな具合に風邪の治りの遅いことが増えた気がする。日中の回復感を夜裏切られるパターンも何度か味わっている。

歴史上の人物たちの没年だとか、一昔前の小説を読むと、明治くらいまでは40代とか50代くらいで死んでいる人も多い。今の自分の風邪の治りにくさと、多分その原因が体力の衰えにあるだろうということを考えると、医療や栄養状態が今より悪い時代ならば人が40代・50代で死ぬというのも、むべなるかなと思う。

さすがに明日には元気になっていると思うけれど、冴えない年越しになってしまった。