正月休みに風邪で寝込んだこともあって、秋の花が終わってから、花壇と植木鉢がしばらく冬枯れ姿のままだった。1月も中旬・下旬になって、段々週末に時間ができてきたので、少しずつ花を買ってきて手入れをしている。
まだ春浅いこの時期の花たち、結構好きだったりする。
玄関の寄せ植えには、ルピナスと八重咲のアネモネとプリムラを植えてみた。
アネモネは毎年買っている気がする。
大輪の花が少ないこの時期、寄せ植えの中心はアネモネかラナンキュラスをついつい選んでしまう。
八重咲のアネモネは、マクロレンズで寄って写真を撮るとおもしろい。
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スカビオサとデイジーも買ってきて鉢に植えた。
2つとも地植えにするつもりで買ったのだけど、予定地に生えているウインターコスモスが花は終わったものの葉がまだ青いので切るのに忍びなく、とりあえず植木鉢に植えている。
スカビオサは去年初めて買った。
細い茎の長さに比べて大きめの花が風に揺れる様がおもしろくて、今年も買ってしまった。宿根草らしいので、去年の株からまた芽が出ないかと期待しているのだけれど、そちらはまだ何も生えていない。
今年買った花は淡いピンク色がいい。
もう一株買ってきた濃い目の花は、地植えにしている。
デイジーは薄紫の小ぶりのものを買った。丁度咲いている2輪のバランスがなんか好きだ。今だけのバランス。
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花壇には、プリムラ・マラコイデスと、冬の花壇の定番・ノースポール、それと今年は忘れな草を売っていたので買ってきた。
プリムラ・マラコイデスは去年も買って気に入って、今年も買ってしまった。
暖かくなる頃まで、小さな花を繰り返し咲かせるので、今年はどんな表情を見せてくれるのか、楽しみだ。
ノースポールは冬の花壇の定番。暖かくなるにしたがって、さらに茂って、また今年もたくさん花を咲かせてくれるだろうか。
そして今年は忘れな草を買ってみた。
早春から春にかけての青と言えばネモフィラが思い浮かぶけれど、忘れな草の青もいいと思う。以前、公園で見かけて気になっていた。
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この時期の花たちは、小さめの物が多いけれど、その少し控えめな所が好きだ。
そして、控えめとは言え、暖かくなるにつれ、花が増えて行ったり、少し大きくなったりする。
そんな姿を想像することも、春の訪れを待つ気持ちと相まって楽しい。