雲中午睡庵

小さな庭いじりや子連れ山登りなど写真を添えて

今年のひなまつり~PENTAX smc FA77mm Limited で撮ってみる

うちは娘が2人いるので、おひなさまがある。上の娘が産まれた時、妻の実家で買ってくれたものだ。今時、珍しいと思われる七段飾りで、片付ける場所にも飾る場所にも苦労しているけれど、飾ると華やかになる。

今年のおひなさまを撮ってみた。

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/2.8, -0.3EV

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/2.8

使ったレンズは smc FA77mm Limited 、フィルムカメラを使っていた頃に買ってから、かれこれ20年くらい使っているレンズだ。PENTAXのレンズではボケ方がきれいで有名なレンズでもある。
上の写真でも着物や背景の花がキレイにボケていると思う。
このレンズを使って、曇りの日の外光でやわらかい雰囲気を狙ってみた。

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/2.8, -1.0EV

掃除をしている人。正しくは衛士、または仕丁というらしい。背景の桃の花がいい感じにボケてくれている。人形の表情もいい。

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/2.8, -0.7EV

左大臣。顔にしわがあると何だか人形にリアリティが増すような気がする。ひな人形は金色の部分が多くて、それに光が反射するところもきれいだ。

続いて市松人形も撮ってみた。うちの2人の娘それぞれに1体ずつ市松さんがいる。

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/4.0, -1.0EV

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/1.8, -1.0EV

同じお店で買ってもらった市松さんだけど、1体ごとに表情が違う。

上の市松さんは絞り4.0で、下の市松さんは開放で撮っている。
なんでそんな風に設定を変えたのかはもう忘れたけれど、絞りでピント面が結構違うのが分かる。開放にするとピントが合うのは片方の目だけ。左の目はもうボケている。
けれども絞り4.0で撮った上の市松さんの方が、見ているとピントが甘いようにも思える。不思議なもんだ。

PENTAX K-1 Mark II, smc FA77mm Limited F1.8, f/4.0, -1.0EV

2体並ぶと仲良く遊んでいるようでもある。子どもたちもこのまま仲良く育ってくれるといいなと思う。

七段飾りは飾るにもしまうにも場所を取るのが難点だけれど、写真の被写体としては、撮って楽しかった。