5月というと風が薫って、清々しくて、1年で一番過ごしやすい季節のイメージだけど、週末の天気がいまいちだったり、風邪で寝込んだりしていたら、いつの間にかほとんど過ぎてしまっていた。
なんだかもったいないことをしてしまった気がする。
そんな5月をうちで彩ってくれるのは、つるバラ・バレリーナだ。
冬に剪定して、後は春から初夏にかけて、葉に付いた芋虫を駆除するくらいで、それほど手をかけなくても毎年花を咲かせてくれる。
と書いていて、芋虫を取るのはそれはそれで面倒くさかったりはするなあとも思ったのだけれど、「手がかからない」と思ったのは、去年、バレリーナの隣に植えた、つるバラ・アイスバーグと比較してのこと。
ネットや本で見たりするアイスバーグはそれはきれいな白い花を咲かせているのだけれど、うちのアイスバーグは今年、花をつけたものの、何だか小ぶりで、葉っぱも気づくと虫にやられてほとんど無くなってしまった。
それと比べるとバレリーナは生命力があって、勝手に繁茂してくれる。
アイスバーグの育て方は来年に向けてまた勉強しよう。
5月の上旬はオルラヤも一緒に咲いていた。
近くに植えたら、いい写真が撮れるかなと目論んでいたのだけれど、花の高さが違ったりして一緒に撮れるアングルは思ったよりも限られる。
遠目から花壇を見ても、やはりそんなで、どうも整って見えない。
そうなると写真も近づいて撮りがちだ。
1つ1つの花はきれいなのだから、後は植えて育てる人のセンスの問題なんだろう、多分。
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このつるバラ・バレリーナ、去年は割と気に入る写真が撮れたのだけれど、今年はいまいち上手く撮れなかった。
(去年の写真はこちら)
そこで今回、Photoshopで画像を調整してみた。
色相を少し変えて、明るさを上げると、何となくイメージに近くなって、なるほど、もっと明るく撮らないといけなかったのかと気づいた。
去年の写真を見ると、たしかにプラス1とか1.3とか露出補正していて、今年はちまちま0.3くらいしかプラスしていなかった。
思い切りが悪くなったのか、はたまたカメラの腕が悪くなったのか、と言うより、そもそも去年はまぐれだったのだろう。
下手の横好きが、おじさんの趣味っぽいと言えば、まあそんな気がする。